脳腫瘍(神経膠腫)手術後の高次脳機能障害の日々

31歳11ヶ月で左前頭葉神経膠腫の手術を経験。その後の日常を気まぐれで更新。以下URLは病気関係の本棚です。https://booklog.jp/users/cloverbk/all?category_id=3559096&status=all

術後391日後

今朝思いついた。脳腫瘍で死ぬまでの詳細な経過に関する情報を集めようと思ったが、参考になるものがあまりなかった。なので自分がそれを綴ろうと思う。

腫瘍がどのくらいの大きさ・位置になったら麻痺が起こるのか

腫瘍が何センチくらいになったらブログも書けなくなるのか

その時点からどのくらいで呼吸が止まるのか

ブログも書けないということは苦しいのか、痛みは感じるのか

あるいはモルヒネでコントロールできるのか

など。これによると脳腫瘍は痛い死に方ランキング9位らしい。https://gendai.media/articles/-/50215?page=3

誰だって最期は苦しまずに逝きたいと思うだろうから、その不安が自分の体験記で少しでも和らぐならと思う。

まあ自分以外の協力も必要なので、母が元気なうちにできたらですけどね。

 

最近die with zeroという本を読んで自分には思ったほどやりたいことがないと気づいた。もう46都道府県旅行したし、海外も7カ国行けたし、映画やドラマも300作品くらい観たし、恋愛も十分できた。平和な日本で33年間分生きられるって相当幸せだと思う。だから旅行してる時は楽しいけどどうしても行きたいまではないし、映画をどうしても観たいとも思わないし、仕事もこれを研究して解明したいという動機もない。ただ今の仕事・人間関係のストレスや物理的な痛みから解放されたい。毎晩のように起こる頭痛、再発の恐怖に耐えてまで、生きる喜びを享受したいと思わない。結婚も諦めた。強いてゆうなら学生時代、演習林で皆で宿泊して昼は山で演習、夜は酒飲んで、朝は交代でごはん、味噌汁、納豆、卵焼き、魚を作って食べて、早起きしたらキャッチボールしてみたいなのがあったが、ああいう原始的な生活を送りたいなと思う。まあでもそれを生業としなきゃいけないので、なかなか難しいけど。