脳腫瘍(神経膠腫)手術後の高次脳機能障害の日々

31歳11ヶ月で左前頭葉神経膠腫の手術を経験。その後の日常を気まぐれで更新。以下URLは病気関係の本棚です。https://booklog.jp/users/cloverbk/all?category_id=3559096&status=all

術後410日後 再手術14日後

あっという間に退院の日を迎えることに。

その間術後5日目くらいから点滴が外れ、心電図が外れ、段々と自由になっていきました。皮下貯留液も今週くらいから徐々にとれていきました。

入院期間中観た映画・漫画は、winny、blue jiant、チームバチスタの栄光、ゼネラルルージュの凱旋、トークサバイバー、こっち向いてよ向井くん、花束みたいな恋をした、ドラゴン桜2でした…。もうお腹いっぱいです。日本のエンタメ界の皆様、入院中退屈にさせないでくれてありがとうございました。

それから本は、五体不満足という乙武さんの本を読みました。

20年以上前に出された本ですが、乙武さんは自分より障害の程度が重いにも関わらず、何でも前向きに取り組んでいました。

これを読んで、同じ闘病ブログでも、前向きに捉える人とそうじゃない人とでは、読者の受け取り方も違うなと気づきました。

自分も見習って前向きに生きようと思います。

 

病理検査の結果は前回と変わらずでした。11月からは1年前に入院していた病院で外来リハビリに通うことになりました。以下は入院していたリハビリ病院のスタッフが書いてくださったものです。

しばらくは久しぶりの自宅を満喫します。


"今回の術後により著明な麻痺はなく、 基本動作、 ADLは自立されています。 当院で必要な高次脳機能評価を実施し下記に記載しています。 CATを実施しており、検査結果は本人にお渡ししています。 1年前に○○リハビリテーション病院で同検査を実施しており、 比較するとAuditory Detection Taskで低下を認めますが、 日常生活上で聴覚性注意の低下はみられず、 実施環境によるものと思われます。
言語訓練は10/16より介入開始しました。 言語機能評価実施し、 軽度喚語困難、想起困難、文作成時の内容の乏しさを認めています。 訓練では新聞読解・要約課題や文章レベルの発話訓練(説明課題など) を実施していますが、 ご自身の考えを統合して相手に伝える際に時間を要したり内容の乏しさから聞き手の確認が必要な場面が多い状態です。"