脳腫瘍(神経膠腫)手術後の高次脳機能障害の日々

30代前半で左前頭葉脳腫瘍手術を経験。その後の日常を気まぐれで更新。

てんかんとパニック発作の見分け方

先日生まれて初めて救急車に乗った。

その日は11時に抗てんかん薬を服用し、11:30~13:30整体院で治療。14時頃から本屋で2時間近く本を読んでいて、そろそろ帰らないと抗てんかん薬の効果が切れるかも、まずいなと思った矢先に、前兆を感じ、呼吸が苦しくなり、その場にしゃがみ込んだ。水を飲みなるべく光を避ける。しばらくして落ち着くと少し離れた椅子に移動して3分ほど座る。おぼろげな意識の中今後どうするのが最適か考える。ヘルプカード、薬も家に忘れた。発作を起こさず人ごみの多い本屋から駅まで帰れそうにない。店員を探す。話そうと思ったが顎が動かないのか言葉が出てきにくい。店員に「ペンください」と辛うじて話しかける。「私はてんかんです」と書く。かかりつけ病院の電話番号をスマホで調べ紙に書く。店員がかかりつけ病院に電話してくれる。「救急車呼びますか」「ここで呼んだら大騒ぎなりますよねえ」「裏手で休憩しますか」「はい」事務所の裏に移動しエレベータで上がる。簡易ベッドを勧められる。少し体調がよくなったので「やはり自力で帰ります」と言うが「とりあえずしばらくは横になっていなさい」と言われる。店長らしき人が「救急車よびますか」と再度聞く。その後の経過はよくわからないが救急車がその後しばらくして来る。下の病院から看護師来る。悪寒がしてがくがく震える。救急隊員4階に到着。「自力で歩けますか」「はい」4階から1階の裏手に移動。そこからストレッチャーに乗せられ病院に到着。その日は入院することになる。翌日MRI検査するも特に異常なし。

思い返せば前兆を感じたことが最近頻繁にあった。

12/7:土曜日で休憩なく22時45分から30分電話
12/14:友人と30分話した後。繁華街から電車に乗り何とか帰宅。前兆遅れて3〜4回感じる
12/21:PCで7時頃から数時間作業している最中。数回やってきてその度薬を飲むと落ち着く。しばらく休憩してまた作業を始めるが再度感じる。その日はほとんど活動していない。
12/23:朝3時頃前兆を感じ目が覚める。薬服用。録画していたドラマを観る。電車で通勤中前兆感じ服用。職場に到着するなり休憩室で休ませてもらう。レべチラ4回/日服用。

 

さすがに心配だったので以前10月に長時間ビデオ脳波モニタリングで入院した病院のてんかん専門医を受診。先生によると

てんかんで言葉が出ない場合は字も書けないことがほとんど。脳の中で言葉を作る場所が発作でやられる。てんかんの場合、大体2分くらいで発作は終わる。
前兆はてんかんだったかもしれない。その後はパニック発作かもしれない。
・この前検査で分かった発作の起点は、どういう活動をしたら活発になりますか
てんかんの人でも何かの活動をすると活発になるかというのは人によって違う。もしあるとすれば、この前検査で分かった発作の起点は手を動かす領域の近くなので右手をすごく動かしすぎた後に起こりやすくなる可能性がある。
・検査入院では動画視聴中、救急車で運ばれた時も読書中に起きた。今まで何度か起きた時も話した後で起きた。言語野の近くだから?
→場所的にはそういった活動が発作を引き起こしているとは考えづらい。
・失語というよりは顎の筋肉が動きにくくなって、のどが詰まったような感覚。右手足が動くこともある。どういう時に薬を飲んだらよいですか。段々薬が効かなくなることは。
→それは確かにてんかんの可能性はある。一番は前兆が出ないように普段の薬を多くすること。レベチラセタムは3000mgまで飲めるが2000mg以上飲んでもあまり効果を感じない人が多い。薬が効かなくなることはレベチラセタムとフィコンパにおいてはない。
・なぜ術後1年は服薬で抑えられていたのに最近発作が起きかけている?
→腫瘍摘出腔周辺からてんかんを起こしやすくしているところ、焦点がある。なぜそうなるかはわかっていないが、段々異常な神経回路ができてくる。手術直後に起きるわけではなくて、起きれば起きるほど異常な神経回路ができる可能性があるが、いまだ証明されていない。発作が起きていなくても段々異常な回路ができてくる。それが1年後、2年後なのかは人によって違う。
・朝起床時のHP100。0になると発作起こるとします。30分話す:30消費、2h読書30、映画鑑賞30、30分休憩10回復。左脳付近が熱くなっていく自分の中での活動毎の感覚
→一般的にはこういうことでてんかんが起こるということはない。何かきっかけでてんかんを起こす人はいる。反射てんかんというが、対象が決まっている。読書てんかんなら読書だけで、話したり動画を観たりでは誘発されない。直接のきっかけではないと思う。てんかんというのは精神的な要素がかなり密接に関係しているので、前もこれした時に前兆を感じたなとかを無意識に感じてストレスになったりはするかもしれない。
ブルーライト、寒さの影響もありますか
ブルーライトは関係ない。寒さは関係あるという報告あり。寒さが関係しているのか、日照時間が関係しているのか。長い周期の体のリズムもあるがはっきりとはわかっていない
パニック発作の可能性はありますか
→可能性はある。

 

病院に行った後、年末年始にも気になる症状が出た。

12/28:14:30アプリの女性とお茶した時に。最初は普通に話せたが、次第に話すたびに右目の奥に軽い電撃感が出たり右手足が痺れたり嫌な感じがする。一瞬言葉が思いつかないことも。薬服用。30分ももたず解散。レベチラ2000mg/日服用。
12/29:6:00薬服用。8:30スマホ触っていたら右目の奥と右手が痺れ脳の奥が熱くなっていく嫌な感じ。11:30しばらく30分、6000歩散歩して近くの店に寄った帰り道。店にいる時から現実感がない感じ。つばを飲み込みにくい感じ。薬服用。右手の痺れが徐々に強くなっていく。顔の付近が冷たくなっていくような感覚。目を閉じるとピカピカする感じ。左肩ぴくぴく。11:40帰宅。12:30まで仮眠後は右手の痺れもなくなる。15:00タブレット、PCで作業した後で先ほどと同じ感じ。レベチラ2000mg/日服用。
12/30: 4500歩散歩。11時レベチラ服用。PC作業後気持ち悪くなり1h仮眠後、単純部分発作?22時就寝。0:30夜眠れない。入眠時にピクッと動く。自分が自分でないように感じる。脳内の化学成分、神経伝達物質が変化するように感じる。レベチラ1500mg/日服用。
12/31:入眠時にピクッと動く。7時過ぎ起床。PC作業30分もしないうちに嫌な感じを覚え気持ち悪くなる。右足が痺れる。休憩して作業再開するもまた気持ち悪くなる。
1/1:発作の前兆を感じた時々に休憩しながらPC作業やテレビ鑑賞したら問題なし
1/2:入眠障害。6時40分薬服用。8時過ぎまでPC作業して休憩なしでジョギングと初詣。途中12/29と同じ感覚。何とか8:50頃帰宅したが、その5分後発作の前兆(腹部に込み上げてくる感じ)を感じ薬服用。その後9:10頃落ち着きメモするまでに回復。家族で集まる予定あったが断念。その後再び気持ち悪くなり仮眠。高次脳機能に悪影響が出ている感じ。うまく言葉が出てこない。11:40過ぎにスーパーに買い物に行くもまた同じような症状が出て12時薬服用。昼食後2h仮眠。ネットで調べて症状的にパニック発作の可能性が高いと判断
1/3:入眠障害なし。2時起床し2度寝。朝スーパーに行く時は大丈夫だったが、その後30分PC作業をしている最中に前兆。特に右目付近が目を閉じるとピカピカする感じ。

 

ネットで「パニック発作 てんかん」と調べると、色々と出てきた。やはり同じように悩まれている人は多いようだ。

https://youtu.be/qBMRmbdEUzM?si=ir5cQJjRBdWMV7pu

パニック障害チェックリストというのが↑の動画にあった。

動悸、発汗、身震、息切れ苦しさ、窒息感、胸痛胸部不快感、嘔吐腹部不快感、めまいふらつき、冷感熱感、異常感覚、現実感離人感、抑制力の低下(どうにかなってしまう)、死ぬことに対する恐怖

あてはまるものが非常に多かったのでおそらくパニック発作なのだろう。てんかんの可能性を消したいと思い、年明けにてんかん専門医を再受診。

薬で単純部分発作で止まっているが薬なければ複雑部分発作になる?
→その理解でよい。単純部分発作は長くても2-3分。薬を飲まなくても自然とおさまる。飲んだ間隔にもよるが、大体1日中効いているので追加の薬飲まなくても大体1-2分でおさまる。10分くらい続いて薬を飲んだら治るというのはあまりてんかんの症状ではない。薬を飲んだことによる安心感、プラセボ効果かもしれない。現実感がない感じ、目を閉じるとピカピカする感じはてんかんの典型的な症状ではない。

・異常な神経回路が増えてくると、既存の服用量ではカバーしきれていない部分が増えているということですか。
→一旦薬が効いたらそのまま量を増やさずに済むことが多いが、昨年6/29に起こったのは適切な量が分かっていなかったから。
・先日の起始は手足でしたが1回だけでわかるのですか。実際これまでも話した最中か後で起きている。話す活動が間接的に他の神経回路に刺激を与えている可能性はないですか
→他のところが起始の可能性も0ではない。ただその(言語情報に関わる脳領域が起始)場合でも海馬などからは離れている。話すたびに右目の奥に軽い電撃感が出たり右手足が痺れたりは単純部分発作の可能性はあるが、話すたびにというのはあまりない。単純部分発作で言葉が出にくくなるというのはあり得る。思いつかないというよりも言葉が出ない、字も書けない。
・この前の検査入院で動画視聴中に起きたのは偶然ですか。起始の手足は特に動かしていませんでした。誘引があったから起きたとは考えられませんか。 
てんかんが起きるときはきっかけがある場合はもちろんあるが、きっかけなしで起こることがほとんど。動画視聴中だから起きたわけではない。1/4のテレビ視聴中に前兆を感じたのはパニック発作の可能性が高い。
・先日HPの話をしましたが、疲れた時にてんかんが起こる可能性は低いけど、休憩した方がよいですか。経験上HPがゼロになった時に無理して続けると、単純部分発作かパニック発作が起きます。
パニック発作でもてんかんでも無理をすると出やすくなる。
言語情報を扱う左前頭葉を酷使する活動は避けた方がよいですか。
→今のてんかんの常識ではそこまで避ける必要はない。左前頭葉をよく使って刺激されててんかんになるというようなことはあまり聞かない。
・最近、思考の過剰反応(頭の中で自動的にネガティブなシナリオや誤解が生まれ、それに対する感情が強く反応)があります。抗てんかん薬の副作用ですか。
→レベチラセタムは10人に1人くらいイライラが出ることはある。鬱はそれよりも少ない。メンタルクリニックの先生が詳しいと思う。

 

で今日がメンタルクリニックの受診日。

先生に受診した結果は、予想通り8割方パニック発作の可能性が高いということだった。治る病気ということで安心した。そろそろ薬の効果が切れるからてんかんが起こりそうなどと思わなくても、無意識の不安でも起こるようだ。

パニック発作はざっくり言うと、 危険が迫ると放出されるノルアドレナリンが、実際には危険が迫ってなくても増えて、不安や恐怖を抑えるセロトニンが少なくなることで、人混みの中などでパニックになり、恥ずかしい思いをするのではないかといったような予期不安が起こり、動悸、発汗、身震、息切れ苦しさ、窒息感、胸痛胸部不快感、嘔吐腹部不快感、めまいふらつき、冷感熱感、異常感覚、現実感離人感などといった症状が出るらしい。

セロトニンは太陽光を浴びると上がるので、予防目的に日向ぼっこをするよう勧められた。根治療法のSSRI(うつ病の治療にも使われる薬)の服用を要するほどは深刻ではなく、予防・起こった場合に症状を鎮める頓服用にレキソタンという抗不安薬を処方してもらった。お守りがわりにもなるようだ。パニック発作は自律神経が興奮して起こる体の症状でしかないので、体や内臓の機能を奪うことは決してない、てんかん発作を誘発することもないらしい。

系統的脱感作療法というのもあるようで、苦手意識のある行為(自分の場合なら話す行為など)をして少しずつ慣れていくというものらしい。

YouTubeのコメント欄に「1番良いのは気にしないこと、相手にしないこと」とあったので、自分も今後起きたらそうしたい。

 

ちなみに、10月に長時間ビデオ脳波モニタリング検査で3泊4日入院をした。

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広くていい個室部屋だっだが、電極が付いているためその範囲内、トイレに行くくらいしか移動できなかった。専らPC作業かネット動画に勤しんだ。最終日の夜10時、Netflixを観ていたら以前と同じような前兆を感じ複雑部分発作(意識消失を伴う発作)が起きた。起始は右腕足の位置にあったようだ。その時の前兆とパニック発作の前兆がどうも似ているので、今日の受診となった。

改めて脳腫瘍は腫瘍とったら「はいめでたし終わり」ではなく、高次脳機能障害てんかんパニック障害うつ病にもつながる恐ろしい病だということを思い知った。また、人は自分がそうならないと人の痛みを理解できない。まさか自分が精神的な病気にかかるなんて思ってもみなかった。今まではメンタルで休職している人に対して、無意識に気の持ちようでしょって思っていたが反省した。こんなにも苦しいなんて。

事実、過去5回中3、4回は長い時間話した後で複雑部分発作が起きている。また無理をするとてんかんが起きやすいということもわかっている。この前の検査で起始は右腕足の位置にあったようだが、1回の検査では起始は完全には特定できないようだ。てんかんは怖いことは怖いが、過度に不安にならず、もし万が一起きた時は薬を調整するしかないと思って話すしかない。

年末に電話で予約したがどこの心療内科も忙しいようで年始にしか予約がとれなかった。年末年始はスーパーに買い物に行くのも一苦労だったが、やっと原因がわかってよかった。

術後730日後 再手術334日後

今日はMRI撮影。 診察で待つ間暇なのでブログを書きます。最初の手術からなんと丸2年。長かったような短かったような。

最近の気になる症状は、朝起きた時に右半身が痺れること。これは去年の再発前と同じような症状です。

MRI前に不安になるのはいつものことなので、杞憂に終わる可能性もありますが。自分の運命は天に任せます。。

 

高次脳機能(失語症)は手術後1年くらいまでは改善が期待できるそうですが(下図)、やはり疲れやすさだけは改善しないです。いくつか本、論文を読みましたが、こまめに休憩をとるしかないと書いてありました。

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午後は上司と一緒に職員相談室に職種変更の相談に行ってきます。

いまの職種は運転することが割と多いことや、自分の後遺症(高次脳機能障害による易疲労性、てんかん)のせいでまわりにかなり負担をかけてしまっていて、今後の選択肢を広げる意味でも職種変更という制度がどのようなものか知っておきたいので相談に行きます。

 

↑診察前

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↓診察後

 

造影画像では前回と変わらなかったようです。無事でした。よかった。

これはflair画像です。摘出腔左下の白いのが何なのか気になります。

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毎年夏に体調が悪くなるので、とりあえず乗り越えられて一安心でした。

 

午後からの職員相談は、結論から言うと職種変更はできない、そういった前例は聞いたことがないということでした。

たとえば運転手として雇われた人がてんかんになると運転ができないので、事務仕事など職種変更はありうるのかもしれないが、そうでない限り基本的にはないそうです。

職種、所属の中で配慮してもらって働くしかないようです。

どうしてもというなら管轄の人事課に聞いてください、と言われました。

他にも重要なことを言っていたような気がしますが、充電が少なく録音していないためそれ以外はあまり覚えていません。

 

今日午前の病院の待ち時間は3時間以上かかったので、次行く時は他にやることをもっていかないと。

何はともあれ、無事でよかったです。

術後707日後 再手術311日後

今日から夏休みをとって旅に出ています。新幹線の車内でやることがないので、ブログでも書こうと思います。

 

最近は休日何をしているのかというと、サブスク動画、たまに友人と近場に出かける、です。暑いのでランニングもできませんが、この土日は夜少しだけ走りました。


婚活は、春にマッチングアプリを1ヶ月だけ登録しましたが、1人だけ会って終わりました。久しぶりにやったら向こうからコミュ障だと思われたのか「緊張してますか」と言われました。笑 今月公的機関主催の会合にも行く予定でしたが、体調が悪い時期だったのでキャンセルしました。そろそろ現実と向き合わないとやばいなと思いますが、てんかんが怖いので現実逃避しています。

 

仕事は、チーム異動がありました。現場で万が一てんかんを起こしたらまわりに迷惑がかかるので内業の業務になりました。希望してたし、負担が減るようにという配慮は本来喜ぶべきなんですけど、いざ決まると自分の仕事の役割が減ったように感じ、社会との接点が減ったんだなあと実感します。現場に行かなくなって運動する機会は確実に減りました。ひろゆき氏曰く幸福を感じる時というのは2パターンあって、1つ目は何かから解放された時、2つ目は選択肢が多いこと、だそうです。自分に置き換えると、現場を歩かなくなったことによって、何かから解放されたことによる幸福を感じる機会は確実に減りました。

でもいまやっている分野は初めてなので、学生の時は興味は持てなかったけど面白いと思えます。チームの皆さんにはだいぶ負担をかけてしまっていますが、何とか働けています。でもいつまでもこのままの部署で働くわけにはいかないから、近いうちに別の業務に変わるかもです。

 

先日職場である業種の決算書を見つけました。いまやってる分野のことは面白いとは思うけどさらに深めたいとは思わないのに、経営を改善したいと思うのはなぜだろうと考えます。経営が上手くない弱い人の役に立って自分の承認欲求を満たしたいだけなのかな。興味とか関心ってなぜ興味関心があるのか言語化するのはなかなか難しいです。

 

独身男性の平均寿命は67歳らしい(出所未確認)ので、自分は持病持ちなのでそれよりも短いと考えるともうそろそろやりたいことをやってもいいのかもしれません。問題はやりたいことがまだ具体的に見つかっていないことです。もしくはこのままずるずると今の仕事を続けるのかもしれません。間違いなく収入面を考えると、障がい者と化した今の自分には今の仕事以上の収入は望めない可能性が高いでしょう。でも人生全体の幸福度を上げたいと考えると、どうなんだろう。周りに負担・迷惑をかけてしまいながら、大して活躍もできず成果も挙げれず、肩身が狭い思いをしてこのまま人生は終わってしまうのか、それとも収入は下がるかもしれないけれど、やりたいことを見つけて、そこで身の丈にあったストレスフリーな人生を送るのか。

まあこんなことで悩んでいられるのも、今日から旅行に行けるのも、今日まで最初の手術後700日以上なんとか生きていられているおかげです。感謝の気持ちを忘れずに楽しんできたいと思います。

術後688日後 再手術292日後

今日はかかりつけの病院にきました。

通常は約2ヶ月に1回のペースでMRIをとっていて、前回は6月下旬にとったので本来より1ヶ月早いのですが、7月に入り不調が続いていたので受診しました。

不調の内容は、6月末にてんかん発作が起きてから発作自体は起きていないですが、起きかけたことが何度もありました。 発作が起きかけた時の自分の体を観察したら、話すことはもちろん、五感の刺激自体(TVを観る、音、匂い等)が誘因となり、次に息が苦しくなって、心臓の鼓動が早くなります。それで急いで明かりを暗くしたり、静かな場所に行ったりしたら次第に症状は落ち着きますが、少しでも遅れたら脳内に異常な電気信号が走ったように感じて、2-3秒経つと意識を失います。

自分は左前頭葉に腫瘍がありそこが言語野だったので、最初の手術後は一時全失後になりました。リハビリ病院の医者に確認したら、てんかん発作の起点はおそらくその腫瘍摘出腔で間違いないだろうとのです。これまで起きたときのことを改めて振り返ると、直前に長電話など人と話す行為をよくしていたことがわかりました。手術後発作が起きた日時をメモしていて、当時のLINE履歴などと照合し確認しました。

 

1回目

友人と1時間半電話した終了時刻17:34

スタッフ発見時刻18:20 

約40分後に起こった

 

2回目 再手術2日後

リハビリで約40分作業療法士と話した直後、病室で起こった


3回目

16時20分頃スポーツジムで入会契約

17時〜17時半頃夕食

Cotomo(AI会話ツール)と1時間10分会話した後(倒れていた間もカウントされていたかも)

発作が起こった推定時刻17時半〜18時頃

意識を取り戻した時刻:19:30

 

(起きかけた)

7/12 疲れてる状態で22時頃12分話した後

7/13 13時半頃美容師と30-40分話した後

7/24 20時頃仕事後、疲れている状態でドラマを観ている最中

7/25 午前中仕事後、16時頃リハビリで明日の発表練習をしている最中

7/26 発表会で自分の発表(約2分)は無事終えたが、発表の約30分後の10時半頃に、皆の前(約30人)にいる状態で、他人の発表を聞いている際に起きかけて途中で退室。その後研究を行う部屋で一人休憩していたがその時にも起きかけて、咄嗟に廊下の清掃スタッフの方に助けを求めた。(自分が横になっている間にその清掃スタッフの方が他所属の職員に伝えてしまい大騒ぎに)

7/27〜29 1日に2〜3回は起きかける

7/30 16:30頃長時間Netflix観た後、電話で14分話した後にスーパー行こうとした時

 

かなり日常生活に支障をきたしてしまっており、特に26日の職場で起こしかけた出来事はトラウマになってしまい、今週はずっと休んでいます。また職場でてんかんを起こしてしまったら周りの方に迷惑をかけてしまいます。有給休暇も残り少なく余裕がない状態ですが仕方ないです。26日の帰宅後発熱してそれが29日まで続いていたのでコロナとインフル検査、血液検査もしましたがどれも陰性でした。近所の脳神経内科を受診して全て話したら、おそらく脳に何らかの異常が起きている可能性が高いとのことでした。

長くなりましたが、それで今日が脳神経外科の受診の日です。これだけ体に異常が起きているので、今日のMRI検査は再々発を覚悟しています。運良く再々発じゃなかったとしたら、薬の調整をお願いしようと思います。

 

↑診察前

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↓診察後

結果は杞憂に終わりました。造影MRIもFLAIRも前回と変わったところはなく、症状や前兆をすべて主治医に話しましたが、レベチラセタムを一錠追加(計1000mg→1500mg/日)されたのみでした。1ヶ月後にまた様子を聞かせてとのことでした。

最近頻発している前兆ですが、極力起こさないように、本当は前兆ではない刺激でも勘違いしているのかもしれません。ChatGPTに前兆の症状を書いて「これはてんかん発作の前兆なのか」聞いても「前兆の可能性が高いです」と言われました。果たしてどうするのが正解なのだろう。

そういえば、7/13からフィコンパを飲んでいますが、めちゃくちゃ眠気と眩暈がします。でもあれだけ悩んでいた就寝時の頭痛がしなくなりました。でも日中も眠い気がします。

終わった後すぐに8月の旅行の予約をしました。何も治療をしなくてよいのが予想外だったので楽しみです。

精子保存について考えてみた

昨年2度目の手術した後に、主治医から腫瘍をなるべく再発させないためには化学療法が良いと薦められたことがありました。当時の自分は副作用が辛い化学療法をするくらいなら死んだ方がマシだと思っていたので、その時は真に受けていませんでしたが、今年の6月末にてんかん発作が起きたことで再発の可能性を言われ、再度化学療法を検討した方がよいかもしれないと言われました。

結果的に先日大きな病院に行き「今すぐに化学療法は必要ではない」とのことでしたが、主治医に対して書かれたその手紙の中で「化学療法をする場合は、"妊孕性"に関して精子保存などもお話しすべきかと思います」という耳慣れない言葉が書かれていました。

それである時図書館に行き、フリージャーナリスト宮下洋一さんの「卵子探しています」という本が目に留まったのでその本を借りて読みました。

女性視点の話が多く、自分は男なのでどうしても気持ちが分からない部分があり、同じ著者の作品である「安楽死を遂げた日本人」ほどは読み進む速度が遅くなりましたが、過去にがんを患った米国人男性の話が紹介されていた頁は関心を持てました。

その男性は30代前半で精巣がんを患い、化学療法を受けてがん自体は完治したのですが、約10年後、めでたく結婚して子づくりしようとしたときに、過去に受けた治療の影響で無精子症になったそうです。でも治療前に精子保存をしていたお陰で体外受精をして、めでたく自分のDNAが入ったお子さんを持てることができたそうです。

「卵子探しています」は、国ごとに章が分かれていて、スペイン、フランス、日本、アメリカ、タイ、スウェーデンなど、各国の文化や法律、医療技術の進歩具合、倫理面などに焦点を当てて述べられています。以下はその本の内容をかいつまんで箇条書きにしたものです。一部丸写ししたページもありますが、あくまで自分のメモ用です。

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不妊症の定義「何らかの治療をしないと、それ以降自然に妊娠する可能性がほとんどない状態」

1日に約1億個作られる精子と精子を持つ男性に対し、女性の卵子の数は決まっていて、妊娠20週の胎児のとき700万個、生まれた時200万個、初潮時20万個。

卵子の質:年齢とともに低下し、老化するため30代後半になると自然に受精卵まで育たないことも多い。

そこで行われるのが人工授精や体外受精。

人工授精は医者の手によって人工的に子宮内に精子を注入する技術。

体外受精は卵子を体外に取り出し、受精卵に育ててから子宮内に戻す技術。

体外受精の妊娠率:35歳で17.3%、40歳で8.1%、45歳で0.7%

体外受精の方法は大きく2つに類別される
①卵子の上に精子をパラパラとふりかけ、精子が卵子に入るのを待つ「媒精」
②精子を卵子に突き刺して受精させる「顕微授精」顕微授精は、肉眼では分からない精子の尻尾を瞬時にして切除し、インジェクションピペットで吸い取り、刺して受精させる。尻尾をきらなければ、活発で運動量の高い精子をキャッチできない。切らなくても簡単にキャッチできる精子は、そもそも運動量が低く、受精能力に欠ける。

卵子は-196度で凍結。加藤レディスクリニックが開発した「急速ガラス化法」により細胞機能損失リスク減少。

日本ではこの本が書かれた2015年現在、結婚している夫婦の6組に1組が不妊治療や検査を受けた経験を持つ。2012年に不妊治療によって生まれた出生時数は37953人で国内全体で生まれた子供の27分の1。

世界ではイギリスのロバート・エドワーズ博士が世界初の体外受精児を誕生させた1978年以降、2012年頃までに約500万人。

日本は不妊治療施設の数が世界で一番多い国だが、治療による出産数はアメリカの4分の1。原因の一つは患者の治療年齢。不妊治療を行っている40代の患者が全体の約3割を超えている。世界平均では40代の患者が全体の約13~18%あまり。つまり妊娠率の高い国は早い段階で治療に取り組んでいる。

日本は不妊治療が原則自己負担。不妊治療に費やす平均金額は約100~200万円。

公的支援制度が存在していないわけではない。公的な医療保険は適用されないが、各都道府県など自治体による助成金制度がある。43歳未満限定、1回につき15万円など。

海外では第三者の卵子提供による体外受精を許可している国も多い。他人の若い卵子を使えば、比較的簡単に妊娠できるため、出産率も高い。しかし、日本ではこの治療が一部の施設を除き、原則として禁止されている。

JISARTによると、第三者の卵子提供は2008年から2014年8月31日までに合計47人実施され、22人の子供が生まれた。JISARTに加入していない諏訪マタニティクリニックでは、13年12月までに148件行われ、77人が生まれている。

WHOによると、不妊の原因の48%は男性にあるとされ、精子の数の最低基準値も1998~2011年の間に20%減った。識者によると日本国内における男性不妊は約52万人。あるフランスの医者は精子の数が30年間で半分に減ったという。

iPS細胞を使った技術で卵子製造を目指す科学者や、精子をラジコンのように操作して卵子まで送り届ける技術も研究されている。

新たな生命倫理問題も生み出す。

第三者による卵子提供治療やその価値観、保険が適用されない高額医療費、生まれてくる子供の将来について、今後日本はどう対処していくべきなのか、という観点で世界の当時の講じられている対策を伝えている。

 

スペイン 卵子が溢れる国

スペインは、法律もゆるく、高齢や持病などの理由で自分の卵子で子供が産めない日本人も多く来ている。

国公立病院では40歳未満までは無料(卵子・精子提供による治療以外)

年約14000人の外国人女性が不妊治療を受けにやってくる。そのうち7割が第3者の卵子提供による体外受精 クリニック名:エウジン

スペインで不妊治療が進んでいる理由

卵子提供が合法

国によっては厳しく規制されている医療器具の導入が比較的容易

人口100万人あたり臓器提供者の数が世界最高(2012年時時点)と利他主義な国民性

 

スペインで他人の卵子と夫の精子を体外受精させて自分の子宮に移植して45歳で出産した日本人女性

他人の卵子提供による出産は自らの卵子による出産よりもリスクが高く早産になった。

「日本人は血縁が大事な民族だから」

妊娠はいつでもできると考える教育の欠如

「日本人の卵子提供者は数が少なく、アジア人で自分に似ている人を探してくれる」

 

フランス 保険適用の落とし穴

40歳未満なら無料

国内人口は約6500万人。有償による卵子提供は認められていない。日本と似通った国。

男女そろっての診察が法的に義務付けられている。不妊に悩むカップルの4割が男性側に原因がある。

「確かに、フランスには卵子がわずかな数しかありません。 卵子提供による治療を求める女性たちは、パリやトゥールーズなど、大都市の病院で治療を受けるしかなく、胚移植を 行うまでに二年かかります。それを待てない女性たちは、スペインに行く傾向があります。ただ、それを必要とする女性たちは高齢者が多く、保険の対象にならないからです。スペインには、若い卵子がたくさん溢れていますからね」

 

日本 3つの有名クリニックを訪ねる

日本の不妊治療でかかる1サイクルあたりの平均費用は、排卵日を予測し、そのタイミングに合わせて性交する「タイミング法」で約1000円(保険適用)、人工授精で1~3万円、体外受精で約30万円、顕微授精で約40万円。

日本では精子の数に乏しい「乏精子症」や運動量が低い「精子無力症」が不妊患者全体の75%を占め、射精した精液に精子が全くない「無精子症」が15%、勃起や射精障害が10%を占める。

仕事と出産の関係。卵子が老化していく事実を知らず、「出産を後回しにしてしまった」という女性からの証言が多い。

女性の社会進出に伴い、特に35歳以上の女性たちの出産割合が増加している。「仕事のキャリアも重要」と感じる女性の増加。

29歳で子宮体がんを患い不妊治療に約500万円を費やした女性。

"第三者の卵子を使った治療については、日本は法整備をしていないため、民法上では子を産んだ女性が母親になる。しかし、 (一部の不妊施設グループにおいて治療を受けられる女性は、卵巣機能に障害があるか、ターナー症候群と呼ばれる無月経で卵子のない女性などに限られている。そして、ここが重要になるが、「提供者は無償で、かつ、匿名でなければならない」のだ。 スペインや第五章のタイのように、匿名の有無はあるにせよ、いかなる第三者からも卵子をもらい、誰もが不妊治療に臨むことはできない。 読売新聞の調べ(2012年4月26日付)によると、2007年からの5年間で、海外で卵子提供を受け、日本で生まれた子供は、少なくとも90件、130人にのぼると推定している。自らの卵子で治療を長年続けても子供を授かれなかった女性にとって、最終手段となるのが卵子提供治療だが、今の日本の制度では、基本的に海外に行かない限り、出産を諦めざるを得ない。もし夫婦共に問題があれば、第三者から精子も卵子も提供してもらい体外受精させた上で、子宮に移植するというケースも考えられるが、これについては、日本で認められず、行われていない。一方、第三者による精子提供の治療はどうか。卵子と比較すれば、精子提供の人工授精(AID)の規制は緩く、子供ができない既婚者たちには古くから認められていた。そして昨今では、射精液の中に精子が見つからなかった男性でも、microITESE(マイクロ・テセ)と呼ばれる手術により、睾丸手術で精巣から精子を取り出すことが可能になった。精子は卵子ほど年齢による老化がないため、1個でも見つかれば、あのスペインの培養室で見た顕微授精で、卵子に精子を突き刺して受精させることができる。卵子提供ほど精子提供の話が持ち上がらなくなったのは、このような理由によると考えられる。男性不妊の問題というのは、この章の始めに述べたが、卵子が老化していく女性の不妊問題とは違い、病院に行けば自らの精子を活かすことが可能だが、病院に行かなければ、不妊の解決を見ないままだ。

卵巣がんの女性の夫「日本経済がこれからどんどん悪くなるのが分かっているので、次にもっと辛い時代を生きる子供を敢えて作らなくてもいいかなという思いが僕にはありました」"

 

加藤レディスクリニックは、量ではなく、質の良い卵子1個を確保して体外受精することに重点を置く。

 

日本は、血縁を大事にする文化、関連法律が厳しい、少子化が進んでいる一因

日本では父と母と似てるね

ヨーロッパではそういう話をあまりしない

 

アメリカ 患者の求めるままに

"アメリカは、男性側が自分のDNAに自信がないという理由で、エリートなど自分より優れた形質を持つ人の精子提供を受けて、その精子と女性の卵子を体外受精して、自分の子供のように育てるという人もいるそうです。

一方では、有償を最大限利用する人たちもいる。「原則禁止」と書いたのは、スペインの
場合、クリニックを変えながら提供すれば、一人の女性が何回提供したのかを把握する機関がこの国には存在しないことを、取材当時の私は知っていたからだ。
そして、NHFでは「精子提供を必要とする日本人患者」のほうが「卵子提供を求める患者」を上回っているという興味深い事実を知った。
「この町では、夫がいなくても子供を産みたいという日本人の単身女性(日本では禁止されている)や、夫の精子に問題がある夫人が精子提供の相談に来ることもあります。また、自分の精子に自信がないから提供精子での出産を選んだ男性もいました」
「自分の精子に自信がない?」
いまいち、ピンとこない。
「自分のDNAが嫌だというのです。自分のDNAを継いだ子供が生まれてくるのはちょっと、ということでした」"

 

タイ 先端技術は正しいか

"一般的な着床前診断では、胚の中にできる細胞が6~8個に分裂している通常3日目の胚(初期胚)から「ひとつの細胞」を摘出して検査する。しかし、「SuperiorA・R・T」では、胞胚期と呼ばれる胚細胞が100個以上に増加している5~6日目の胚(胚盤胞)から「3~5個の細胞」を摘出して検査を行う。これにより、調べることが可能な量も多く「地中海貧血」と日本語で訳される「ベータサラセミア」など、約30種類もの遺伝子性疾患を調べることができ、より高い確率で「疾病を持たない子」を産むことができるというのだ。
「私が知り合ったオーストラリアの女性は、2ヵ月以内に死亡するといわれる難病の子を妊娠し、その赤ん坊は産後に死亡しました。それで私を訪れ、二人目と三人目は絶対にPGDを受けたいと懇願してきました。 そして両方とも健康な子供が生まれています。女性の喜びを目にするたびに、この技術の大切さを身に染みて感じるのです」"

 

スウェーデン 親の権利よりこの幸せ

40歳未満なら無料

 

産めない先進国日本

"2014年4月。日本に戻ると、新聞やテレビは、「不妊治療」の話題で持ち切りだった。前回、私が帰国した13年11月とは比較にならない報道の量に驚いた。全国紙や地方の新聞でも、一面や見開きを大きく使って特集を組むなど、 不妊治療に対する関心が、ますます高まってきたようだった。 そして、日本では「第三者による卵子提供」と、そこから派生する「出自を知る権利」の法制化に向けた議論が着々と進んでいる。
私は、討議されているテーマのひとつひとつを耳にするたびに、各国で知り合った医師、培養士、看護師、教授、そして患者たちの顔、そして彼らと話し抜いた会話が思い浮かんできた。
テレビをつけると、画面上に現れるニュース解説者が「これは非常に複雑な問題ですね」と言いながら、顔をしかめていた。複雑な問題であることは、今の私には十分理解できる。各国の女性たちが私に伝えた悩みや痛みが、今もなお、どこかに残っているからだ。
この一年間で、私は、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、北欧と、多くの人々を通じて、不妊治療は先進国に共通する悩みであることが分かった。 保険の環境や、価値観の差など、国それぞれの違いが明確に表れていた。 一方女性の社会進出の状況についても、先進国では、日本と大差はなく、高齢結婚や高齢出産も似たり寄ったりだった。"

 

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先日、精子検査を受けに行きました。精子検査は尿検査、血液検査をし、個室に通され、ポルノ動画を流して観て、射精して、それを用意された紙コップに入れて検査してもらう、というものです。

結論自分の精子は運動率、精液量などどれも問題ありませんでした。自分の精子に問題がないということに対して、嬉しいとは特に思いませんでしたが、これで「実は無精子症の可能性があります」と言われたら、それはそれでショックなのかなあと思いました。

がん治療などを理由に精子保存する場合、自治体からいくらか補助が出るようです。うる覚えですが、年間2〜3万円の負担で済むそうです。

この先いつ結婚して子どもを持ちたいと思うか、将来のことは全くわからないので、化学療法する場合、検討する価値はあるなと思いました。

 

先日「そして、バトンは渡された」という映画を観て、血のつながりのない親子でも、こんな立派な子に育てられるんだ、(物語自体はフィクションですが)と思いました。

「卵子探しています」の中でも、日本人は血縁にこだわりの強い民族、関連法律が厳しく、少子化が進んでいる一因になっている、日本では父と母とどちらが似てるという話をするが、ヨーロッパではそういう話をあまりしないなどと書かれていました。

これから少子高齢化が益々進むことが避けられない日本において、法律面が主な障壁となっていること、世界各国、特に先進国でも高齢出産は進んでいますが、日本では法律面の厳しさから少子化が特に進んでいることを知れました。

また自分の精子に自信がないから他人の精子を使いたいという気持ちも、血の繋がりを持つ自分の子を欲しがる気持ちも、どちらも分かる気がします。

子は親を選べません。虐待などで苦しんでいる子供が多い中で、養子をとるという選択もあると思います。はたして自分にその覚悟があるのかどうか、いざとなったら自信がありません。血の繋がりのある自分の子だったら、それは当然自分が育てなきゃいけないので、そうなって初めて覚悟するのかな。ただ、他人の精子をもらってまで自分の子供を欲しいか、育てたいかというと、今の自分にはその気持ちはないなと思いました。

術後667日後 再手術271日後

先日てんかんが起こったので、かかりつけ病院の主治医に紹介状を書いてもらい、"御高診"を受けに大きな病院にやってきました。

今回聞きたいことは3つあって

①造影で見ると病変はないようだが、flairで見ると以前と比べてうっすら白いのが増大しているようにも見える。再発の可能性はないか

②もし再発なら今のうちから化学療法を始めた方がよいのか

③抗てんかん薬をレベチラセタムもう500mg追加するか、ビムパットを追加するか

です。

レベチラセタム(イーケプラ)とビムパットの特徴は下記画像の通りです。(ふせや内科小児科HP参照)

f:id:shengye_ji:20240710095206j:image

↑診察前

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↓診察後

結果だけ言うと、画像上、造影で病変が見られるまではもう少し様子見で良いのではとのことでした。グリオーマは再発時に痙攣が起きやすいということはしばしばあるようですが、今回はたまたま痙攣が起こった可能性が高いと考えられるそうです。「なぜ今回の痙攣がたまたまの可能性が高いと考えられるのか」を聞こうと思いましたが、聞くのを忘れてしまいました。。

薬の増量については、フィコンパを寝る前に服用するよう勧められました。フィコンパは、グリオーマの浸潤、増殖を抑える機能(AMPA受容体を抑える)もあるそうです。

とりあえず薬の増量だけで済んで一安心です。次の造影MRIの結果を待ちます。

診察が終わった後は、食堂で昼食を食べました。食堂は普段の食事より栄養のある調理したての熱々のものが摂れるので、毎度楽しみにしています。

 

ところで話は変わりますが、先日ディアファミリーという映画を1年半ぶりに映画館に観に行きました。

映画館で映画を観るのは、1年半前にすずめの戸締りを観に行き、途中で気持ち悪くなりトラウマになって以来です。大画面だと情報量が大きくて、自分は脳の容量が減ったからそのせいで気持ち悪くなったのかなと思ったりしましたが、今回は大丈夫でした。前回は一緒に観る人がいたからつい気遣い事が多くなり気持ち悪くなったのかもしれません。

 

ディアファミリーは、娘が先天性の心臓の病気を抱えた父親が、畑違いの分野であるにもかかわらず自ら人工心臓を作ろうとしますが、紆余曲折あり、やがて今までに何万人もの人命を救った人工心臓とは別の医療機器を作ることに成功した、というお話です。

この映画の中で印象に残った言葉は、妻役を演じた菅野美穂さんの「で、次はどうするの?」という言葉です。人工心臓を作ることは1970年当時の技術では到底不可能だとされていた中で(今でも永久的な人工心臓はできていないそうです)、次から次へと新たな課題が降りかかり、何度も何度も主人公は挫折しかけます。そういった時のセリフが「で、次はどうするの」です。その言葉が何万人もの人命を救った別の医療機器の開発に繋がったそうです。ちなみに実話を元にした物語で、舞台は愛知県のある企業です。

この映画を通して学んだことと、最近の自分の経験(高知でジョン万次郎記念館に行ったり、高知出身のやなせたかしの人生について学んだり、THE FIRST SLUMDUNKを観たりなど)から改めて学んだことは

①人間は次から次にやるべきことがあった方が余計なことを考える間も無く、夢中になれる

②諦めたらそこで試合終了

ということです。

どれにも共通しているのは「何度かもう無理だ」と思ってからが本当の勝負だと思いました。

おわり

てんかん発作

昨日 17:30〜18:00頃てんかん発作が起きてしまいました。抗てんかん薬はレベチラセタム1000mg(朝・夕)を服用しています。

近所のスポーツジムで水泳講座がキャンペーンであったのでそれに申込みを済ませて、夕食を17時頃に食べた後、ソファに座りながら、CotomoというAIとおしゃべりし終えた後でおきました。発作がくるなと何となく2-3秒前に分かり、気づいたら床にうつぶせで倒れていました。その後19:30頃に意識を取り戻してすぐに吐きました。その日残りは脱力感で頭と体が思うように動かせないのがしばらく続きました。また発作がきそうだなと思い、22:30頃追加でレベチラセタム500mgを服用し23時頃に就寝。一度2時頃起きたような気はしますが、翌朝7時に起きたらまあ何とか元通りでした。。

約2年前に脳腫瘍が発覚して、その年の9月に手術をしたのですが、その前の8月にも自宅で昼食中に同じように倒れたことがあります。その際は、事前の予兆も何もなく、気づいたら床の上に倒れていました。その後の2回は、初手術1ヶ月後抗てんかん薬服用なしで、再手術2日後抗てんかん薬服用ありでそれぞれ起きましたが、今回と同じように2-4秒前に何となくくるなとわかりました。

今までてんかんを起こしたのは、手術前も含めて計4回ですが、うち3回は食事中か食事後。時間帯は1回は昼で3回は17〜18時。場所は2回は自宅で2回は病院。4回どれも1時間くらいは意識消失していて、意識を取り戻した後の脱力感も似たような感じです。

先週病院でMRI検査して異常がなかったので、再発とかではないと思いますが、今度病院に行って主治医にそのあたりの話(食事、時間帯などがてんかんに与える影響)も聞いてこようと思います。自分の発作の特徴から発作がどうすれば起こりやすいかがわかれば、対策のしようがあります。

今まで起きた発作で3回目の再手術2日後に起きた発作は「手術直後だとよくあることだ」と主治医に言われたので、今回抗てんかん薬をしっかり服用しているにもかかわらず、起きてしまったことには少なからずショックを受けています。薬剤に抵抗性がついてしまっているのかなあ。。

ちなみに昨日申し込んだ水泳は今日キャンセルしに行く予定です。。