今日はMRI検査の日。
本当は10月に入ってからの予定だったけど、症状が出たので早めてしまいました。
症状というのは、毎日のように続く頭痛と右足に力が入りにくいことです。
特に毎日のように続く頭痛は、整体に行ってもその日には頭痛で眠れないほどなので、睡眠薬や脳圧を下げる薬を飲んで何とか凌いでいます。
枕が合わないせいなのかなとも思い、最近街に行くついでに試してみたりしていますが、5年くらい前にオーダーメイド品を買った店で調整してくれるそうなので、病院の後に行く予定です。
毎回病院に行く時は、本気で「これは絶対再発だ」と思って職場の上司に症状が出ていることを説明し休みを申請して行くのですが、今まではかろうじてセーフでした。
ただセーフだった時は「よかった」と思う反面、職場にはちょっぴり罪悪感というか、そういった複雑な感情があります。
↑MRI検査前
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↓MRI検査後
前回8月に撮った時よりも白く造影された部分(腫瘍が疑われる)が少しだけ大きくなっていました。
今回撮影
6月撮影(8月は自分のカメラで撮っていない)
なので、6月の時と同様また来週大学病院に行くよう言われました。
はあ。。。
なるべく副作用が少ない化学療法ということで休眠療法というのがあるみたいです。
脳腫瘍でも休眠療法はありますか、と主治医に聞いたところ、それは聞いたことがないとのことでした。
化学療法をすることになったら1ヶ月ほど仕事を休まなければいけません。
10月に行われる学会も申し込みましたが、出れないのかな。去年も申し込んだのに。。3年目にしていまだに研究実績がほぼゼロなので、研究クビになるかもです。
化学療法したくないなあ。髪も抜けるし。
先日小学生の時付き合って別れた女性と20年ぶりにランチしてきました。
思い出話に花が咲いて、その後LINEも交換しました。その人が静岡に住んでるらしく、ちょうど静岡で10月に出張があるかもしれなかったのでそれに合わせてご飯でも、と計画していましたがそれもパーに。。やってらんねーぜ。笑
病院に行った後、枕を調整しに行ったらやっぱり低すぎたようでした。調整してもらったらだいぶ楽になりました。
ちなみにこのお店は5年前にオーダーメイド枕を2万5千円くらいで買いましたが、購入後10年間は調整無料だそうです。もっと早く行っとけばよかった。。
それと、頭痛の原因をわかりやすく解説した動画があったので貼っておきます。https://youtu.be/hqx8FFzz5zw
この動画によると脳には痛みを感じる神経が存在しないらしいです。脳を包んでいる膜を髄膜といい、内側から軟膜、くも膜、硬膜といいます。硬膜は脳を包んでいる内側と頭蓋骨の表面(裏側)の頭蓋骨の内側を裏打ちしている部分との二重になっています。
硬膜には痛みを感じる感覚神経が多く存在します。そのため頭痛は硬膜の痛みを感じる神経が反応し、その情報を脳が認識し、頭が痛くなるという仕組みらしいです。
頭痛は、硬膜の血管の血液の循環が悪くなることで反応します。なぜ血液の循環が悪くなるかというと、頭蓋骨の内側にある硬膜が緊張して硬くなるからです。
硬膜の構造をさらに詳しく説明すると右の脳と左の脳を区切っている大脳鎌という部分があります。
さらに脳を上下に区切っている小脳テントという部分と小脳を左右に区切っている小脳鎌という部分があり、この小脳鎌が頭痛のメカニズムを理解する上で重要だそうです。
この小脳鎌は、脳が揺れないようにする役割があり、小脳鎌が緊張することで、全部の硬膜が緊張します。緊張すると引っ張られます。首や肩の筋肉にも影響を与え、首の血流が悪くなり、頭に行く血液量が減ります。硬膜の血液の循環も悪くなります。硬膜が緊張し、血流がさらに悪くなり、悪循環が起こります。
硬膜が固くなると、脳脊髄液の循環にも影響を与え、自律神経の乱れ、自律神経失調症、うつ、パニック障害、不安症にも発展します。
※以下グロいので苦手な方は閲覧注意
病院で検査をした後、近所の脳外科にも行き、MRI画像を取り込んでもらったついでにいくつか質問をしました。これらは自分の手術時の動画をスクショしたものです。これは頭蓋骨。頭蓋骨を外して穴を開けます。
これが頭痛に深く関わっている硬膜
これはその内側の軟膜
これが大脳(脳実質)
そして切り取った腫瘍
縫合し元に戻します
今回は頭痛に深く関わっている小脳鎌の部分がどこかは聞けませんでしたが(たぶん自分の動画には写ってない?)何かしら参考になればと思います。