脳腫瘍(神経膠腫)手術後の高次脳機能障害の日々

31歳11ヶ月で左前頭葉神経膠腫の手術を経験。その後の日常を気まぐれで更新。以下URLは病気関係の本棚です。https://booklog.jp/users/cloverbk/all?category_id=3559096&status=all

術後398日後 再手術2日後

朝5時にトイレ、朝7時半に起床。しんどかったが朝食は全部食べた。今日部屋移動するかもらしい。今のところ頭痛がひどすぎて持ってきた本はほとんど開いていない。

手術直後の頭痛は昨日と変わらず10段階中6か7くらいだったので朝食後アセトアミンを点滴してもらった。だいぶ楽になった。英語のTOEICの勉強をした。しばらくして前から気になっていたブルージャイアントを持ってきて欲しいと母に連絡した。部屋移動しなきゃなので、荷物の整理をした。病着はエランのCSセット販売を扱ってるので、ポロシャツなどはいらなかった。

主治医が来たので会話をした。

「日曜日もおつされさまです」「何してるの」「TOEICの勉強です。先生は何点でしたか」「たしか留学行く前に815点とった気がする」「すごいですね。ところでこれ〇〇の漫画の〇巻に父が出ているんです」「へえーすごいね、息子は出てないの」「出てません笑」「○くんは何の研究してるんだっけ?」「〇〇の研究です」「大学は?」「名古屋です」「へえーすごいね。来月学会で行くよ」みたいな感じで会話が続いた。初めて主治医の先生とこんなにも会話が続いた気がする。

その後隣のベッドの人が介助浴をするらしいので、看護師Aが入ってきた。暑かったので服を脱ぎたかったが、点滴がつながっていて看護師さんがいないと外せない。看護師Aが私やりますよと声かけてくれた。気まずくて何か話そうとしたが、話せなかった。介助浴も名乗り出てくれたが、今日は1人でやってみますと答えた。さすがに恥ずかしいなと思った。。

風呂に入って軟膏を塗ってもらって、リハビリの人が来た。リハビリでは球を投げたが問題なかった。

知能面も大きくは変わってなかった。安心した。

 

リハビリが終わり16:45頃部屋に着いたところ、てんかん発作が起こった。まず初めにまだ手足がギリギリ動かせるくらいの電撃が広がり、そこから完全に気を失うまで3〜4秒くらいだった。最後は右目の奥に電撃のようなものを感じた。脳内出血したかと思った。1時間後の17:40頃徐々に意識が戻り、現実と夢の狭間でなにがなんだかわからなかった。やや寒かった。退勤間際の看護師さんに「○さん大丈夫?」と言われたのを覚えてる。「倒れましたか?」と聞いたけど上手く言葉にできなかったのかもしれない。看護師さん曰く寝ていたと思っていたらしい。実際ベッドに横になっていた。抗てんかん薬でうまくコントロールできていたと思っていたのに。ここが病院でまだよかった。

夕食はフルーツだけ食べた。吐き気がしたので夜中に吐いた。それからはスッキリ眠れた。